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【0からの初心者向けDJ講座】クラブDJになるには?DJの基礎と始め方入門③【DJスタイル編】

 2016/08/19 DJ講座 初心者向けDJ入門
この記事は約 13 分で読めます。 2,495 Views

 

初心者向け3つのDJスタイルの紹介

 

前回の記事で、基本的なセッティングや環境を何となく理解していただければ、次は自分に合った機材選びです!

 

DJの機材は使用者の用途や目的に応じて各メーカーから色々なタイプの機材が発売されおり、特徴や価格もそれぞれ異なります。

 

今回は以下の3つのDJスタイルに分けて紹介していきたいと思います。

 

①アナログスタイル

②CDJスタイル

③PCDJスタイル(独立型コントローラー / PC×アナログターンテーブル or CDJ)

 

どのスタイルも一長一短なため、これからDJを始めたい!という方でも自分に合った方法が必ずあるはずです。

 

自分がDJをしたいと思う目的や、予算を基準に検討していただくのが一番良いかもしれませんね。

 

それぞれのスタイルの主なメリットやデメリットについて箇条書きにしてみましたので併せてご覧ください。

 

 

アナログスタイル

 

最も歴史が深く基本的なプレイスタイルがこちらのアナログターンテーブルを使用する方法です。

CDなどのメディアの売り上げは減少の一途を辿る中、

唯一アナログレコードだけが世界中で飛躍的に売り上げを伸ばしているという報道が近年立て続けに話題を呼んでいます。

 

先日では老舗ブランド『Technics』が復活したり『Pionner』 から新たな機種も発表されましたね。

デジタル主流の現代だからこそ一部で高く再評価されている分野です。

深くこの世界に携わっていきたい方や、アナログに強いこだわりのある方にオススメです!

(アナログターンテーブルをPCDJのコントローラーとして使用する方法もありますが、この項目では直接アナログレコードを使用する場合について説明します。)

 

recorddj

写真:『SL1200MK5 / Technics

 

 

この上にレコードをそのまま乗せ、音楽を再生します。

 

アナログのメリット

 

・レコードにしか出せない暖かみのある音が楽しめる。

・トラブルに対処しやすい。

・盤面が広いため直感的なプレイに対応しやすい。

・基礎的なDJスキルが身に付きやすい。

・レコード自体がコレクターズアイテムとして価値を高めている。

 

アナログのデメリット

 

・持ち運べる枚数に限界がある。

・埃や傷による針飛びなどのトラブルが発生する。

・モニタリングに時間がかかる。

・プレイに必要な楽曲を揃えるのにお金や時間がかかりがち。

・新譜や、アルバム曲などアナログでリリースされていない楽曲も多い。

 

analogrecorddjアナログレコードDJ

 

 

アナログターンテーブルの価格は通常DJプレイで使用するものならば、1台につき3万~6万円程度で購入可能です。

アナログターンテーブルはとにかく耐久性が高いため、中古品も多く出回っています。

また耐久性の高さに加え、型番ごとによる機能性の違いも少ないため1度購入してしまえば買い替える必要性が無い場合がほとんどです。

各メーカーから色々な機種が発売されていますが、現場での普及率が高いのはTechnics製のSL-1200シリーズでしょう。

 

tecnicssl1200

写真:『SL1200MK5 / Technics

 

 

CDJスタイル

 

日頃、私たちが購入している様なCDをDJプレイに用いる方法です。

現場でも15~20年程前から使用されており、多くの型番が存在します。

誰でも身近にあるCDを使ってDJが出来るため、誰でもすぐにプレイが出来ます!

デジタルならではの機能も魅力的です。

パーソナルな環境からスタートして、現場でのプレイも視野に入れている様な人にもオススメです。

(CDJをPCDJのコントローラーとして使用する方法もありますが、この項目では直接CDを使用する場合について説明します。)

 

CDJpioneerパイオニアDJ
写真:『CDJ-1000 MK3 / Pioneer DJ

 

内部にCDを挿入し、音楽を再生します。

 

CDJのメリット

 

・沢山の楽曲を持ち運べる。

・アナログ盤でリリースされていない楽曲や自作曲などもプレイ出来る。

・デジタルならではの機能が搭載されている。

・リリースされている機種が多く、用途に応じて選びやすい。

・最も普及しているメディアを扱うため、音源のシェアなどが容易。現場での急なトラブルにも対処しやすい。

 

CDJのデメリット

 

・サイズの狭い盤面(プラッター)やデジタル仕様の感覚に馴れないと使いにくさを感じる。

・機能が多い分、その特定の機種を所有していない人が所見で使いこなすのが難しい。

・新しい機種は非常に高価格。

・トラブルや故障が起きた場合、その場で対応が出来ない。

・CD自体の寿命が他のメディアに比べると短い。

パイオニアCDJ

 

CDJの価格はクラブプレイを想定した場合1台につき5万~20万円程度でしょう。

最新の機種であればUSBフラッシュメモリを挿すだけでプレイが出来たり、無線LANで楽曲が送れたりと凄い機能が沢山搭載されています。

 

様々なスタイルが混在する中、最も時代や環境に左右されにくいCDというメディアを扱うCDJは、

これまでも、これからも現場で活躍を続けることかと思います。

 

こちらも各メーカーから色々な機種が発売されていますが、Pioneer DJ製のCDJシリーズが最も人気が高く現場でのシェア率も圧倒的です。

CDJ2000nexusパイオニアDJ機材

写真:『CDJ-2000nexus / Pioneer DJ

 

 

PCDJスタイル

 

現在、最も普及しているといっても過言では無いのがこのPCを使用したDJの方法です。

約10年前から驚きの早さで現場にも浸透し、クラブでDJがPCを操作している姿も当たり前の光景となりました。

普及当初は批判も多く様々な論争を巻き起こした様な記憶もありますが、結果的にPCならではのメリットを優先させるDJがそれだけ多かったということですね。

 

ここでいう「PCDJスタイル」とはPCを使ったDJの方法全般のことを指します。

その中でもPCを使ったDJは大きく2つの方法に分けられるといえます。

 

・PCDJのコントローラーとしてアナログターンテーブルやCDJを使用する方法

・PCを専用の独立型コントローラーに接続して使用する方法

 

の2つです。

それぞれの特徴、メリット、デメリットについて紹介します。

 

 

PCDJのコントローラーとしてアナログターンテーブルやCDJを使用する方法

 

この場合、アナログターンテーブルやCDJが持つメリットやデメリットに加え、PCDJの持つメリットやデメリットが掛け合わさることになりますね。

 

 

例)PC×アナログターンテーブルの場合PCDJcontrolerDJスクール

PCを専用のインターフェースを介してミキサーに接続し、端末内に保存されたファイルを再生します。

 

メリット :例)PC×アナログターンテーブルの場合

 

・レコードにしか出せない暖かみのある音が楽しめる。→デジタル音源を使用するため損なわれる。

・トラブルに対処しやすい。→そのまま。PC側のトラブルは別問題となる。

・盤面が広いため直感的なプレイに対応しやすい。→そのまま。

・基礎的なDJスキルが身に付きやすい。→PC側での機能が豊富なため必ずしもそうとはいえない。

・レコード自体がコレクターズアイテムとして価値を高めている。→音源の収集方法が音楽ファイルに変わるため必ずしもそうとはいえない。

 

デメリット :例)PC×アナログターンテーブルの場合

 

・持ち運べる枚数に限界がある。→PCを使用すればカバー出来る。

・埃や傷による針飛びなどのトラブルが発生する。→PCの機能でほとんどカバー出来る。

・モニタリングに時間がかかる。→PCの機能でカバー出来る。

・プレイに必要な楽曲を揃えるのにお金や時間がかかりがち。→音源の収集方法が音楽ファイルに変わるためカバー出来る。

・新譜やアルバム曲など、アナログでリリースされていない楽曲も多い。→音源の収集方法が音楽ファイルに変わるためカバー出来る。

 

 

PCを専用の独立型コントローラーに接続して使用する方法

 

PCを専用の独立型コントローラーに接続して使用する方法について解説を続けたいと思います。PCDJcontroler2DJスクール

PCDJcontroler1DJスクール

PCを直接コントローラーに接続し、端末内に保存されたファイルを再生します。

 

 

メリット

 

・安価な機種が多く誰でも手軽にDJが出来る。

・沢山の楽曲を持ち運べる。

・アナログ盤でリリースされていない楽曲や自作曲などもプレイ出来る。

・デジタルならではの機能が搭載されている。

・大きな画面で波形を見ながらプレイ出来る。

 

デメリット

 

・現段階でほとんど現場には設置されていない。(2016年時点)

・安価な機種の場合、機能が少なかったり制限されている場合もある。

・サイズの狭い盤面(プラッター)やデジタル仕様の感覚に馴れないと使いにくさを感じる。

・トラブルや故障が起きた場合、その場で対応が出来ない。

・搭載されている便利な機能に頼ってしまいDJとしての基礎的な技術が身に付きにくくなる。

 

 

DJstyleDJスクール

 

 

現在、全てのスタイルの中でも現場で最もオールマイティーなのが

 

「PC×アナログターンテーブルスタイル」

「PC×CDJスタイル」

 

なのではないでしょうか。

 

また、オールインワンタイプのコントローラーを使用するスタイルの場合、とにかく手軽に誰でもDJが始められる。

というのが何よりの利点かと思います。

 

価格帯も3万~20万円程と安価なため、規模の小さなパーティー等でもとりあえずDJがしてみたいという方にはオススメです。

自分自身、5万円程の機種を触った際も「全然普通にDJ出来るやん」という感想を抱き、

20万円程の機種を触った際にはそのクオリティの高さに本当に驚いた覚えがあります。

(以前、実際のクラブイベントでも『DDJ-SZ / Pioneer DJ』を使用させていただきました。)

 

djclubeventDJスクール

 

djclubeventDJスクール

 

PCでDJをする際に使用するソフトは、

 

RANE / SERATO製のScratch LiveやSERATO DJ

Native Instruments製のTraktor

 

の2つが市場を分割している状態で、

専用のインターフェースが販売されていたり、多くのコントローラーやミキサーはいずれかのソフトに対応するように作られています。

 

seratodjDJスクール

写真:『SERATO DJ / SERATO』

 

tractordjDJスクール

写真:『Traktor / Native Instruments』

 

3つのDJスタイルについてまとめ

 

ここまで長々と様々なDJの方法について紹介を続けてきましたが、

何よりも自分に合ったスタイルを選択することが大事!!

だと思います!

 

また、DJを続けていく中で自分にあったスタイルも変化していくことかと思いますので、その度にいろんな機材の使用を試してみるのも良いかと思います。

 

ちなみに自分は主にアナログレコードでDJをしていましたが、

現在は「PC×アナログターンテーブル」というセッティングでDJをすることがほとんどです。

 

 

3faithsdjスクール東京

日本一のDJスクールがプロデュースしたⅢ FAITHSオンラインDJスクールはこちら→

https://goo.gl/Ex1tJ6

 

 

 

こちらの記事もぜひご覧ください。

 

【oからの初心者向けDJ講座】クラブDJになるには?DJの基礎と始め方入門①【DJとは?】

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この記事を書いた人

funkyikeda

DJ FUNKY☆池田

10代の頃よりDJ活動を開始。

これまで関西を中心に大小問わず様々なイベントに出演、または自らそれらを企画。

豊富な知識と独自のキャリアの中で培われた鋭いセンス、楽曲の持つグルーヴ感やルーツの魅力を最大限に引き出す独自のMIXスタイルは多方面からの高い支持を得ており、その個性を武器に様々なフロアを演出し続けるPARTY DJである。

また、持ち前の選曲の幅広さを生かすべく大規模なクラブイベントでのプレイとは別に、一晩を通してラウンジスタイルのロングセットを披露する『FUNKY LOUNGE』を実施。2009年の祇園祭の日に開催されたスペシャル企画では25時間のロングセットを成功させた。

更に、2010年からは同タイトルとなる『FUNKY LOUNGE』シリーズを皮切りに多数のMIX CDを全国に向けてリリース。 (全作品、全国大手レコードショップを中心に発売中)。

関西を代表するsinger『歩』ボーカルユニット『FUNK ON HIP』LIVE DJ。

2014年、『DJ’s SUMMIT MIX CD CONTEST』全国8位入賞。

現在も多数のレギュラーイベントにてPARTYの要となるDJを務める傍ら、他府県でのゲスト出演や、CLUB DJ教室のインストラクター等、その活動は多岐に渡る。

 

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DJ FUNKY ☆池田

DJ FUNKY ☆池田

関西のクラブを中心にDJとして活動中。
幅広い知識と経験に裏打ちされたセンス、楽曲の持つグルーヴ感やルーツの魅力を最大限に引き出す独自のプレイスタイルで支持を得る。
大小問わず多数のレギュラーイベントにてPARTYの要となるDJを務める傍ら、MIX CDのリリースやクラブDJのインストラクター、他府県でのゲスト出演等その活動は多岐に渡る。

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